専門家さんの1冊|長島ともこさん編著『卒対を楽しくラクに乗り切る本』
こんにちは。1月より専門家@メディアの編集チームのメンバーとなりました藤井と申します。
プライベートでは4歳男子の母をしており、この春から彼は年中の学年になります。
「あと2年したら卒園か…小学生か…。え? 早すぎない?」と、思わず感慨に浸ってしまう今日この頃です。
そんなときに出会った、フリーエディター・ライターの長島ともこさん編著の書籍『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を今回はご紹介します。
「卒対(ソツタイ)」とは、卒園・卒業する子どもをもつ保護者による卒業対策委員会の略称です。この言葉を、恥ずかしながら長島さんの本で初めて知りました。
早い園だと子どもが卒園する1年以上前から、卒園にまつわる係を決め準備を始めます。園によって係や役割は異なるとは思いますが、選出するだけでも大変そうです…。
・謝恩会係
・余興係
・招待状係
・アルバム係
・記念品係
『卒対を楽しくラクに乗り切る本』を読んでいると「100円ショップで買える飾りつけアイテム」「アルバム係での写真選びは1回につき2時間が限度」など、私生活でも生かせる内容がもりだくさんでした。
そして、個人的に興味深かったのが「卒対あるあるトラブルと対処法」の項目です。
多くのママ友とかかわりながら、卒園・卒業に準備を進めていく必要がある「卒対」。ときにはママ友のメンバー同士で、いざこざが起こることもあるようです。本書ではトラブルのケース別に、適切な対処法を長島さんが教えてくれています。
たとえば「気づいたら仲間はずれにされている」といった、卒対の活動をしていなくても起こりうるセンシティブなお悩みに対しても、OK対応とNG対応が分かりやすく記載されています。
このお悩みの場合、OK対応の一例としては「気にしない、普通にふるまう」、NG対応の一例としては「行くのがおっくうになり、無断欠席を続けてしまう」があげられていました。
さまざまなケースのトラブル対処法を知っておくことで、ママ友づきあいのみならず、まわりの人との関わりにも気をつけていけそうです…!
書籍『卒対を楽しくラクに乗り切る本』では、卒対のお仕事内容はじめ、楽しく乗り切る方法や卒対経験者インタビューなど気になる内容がたっぷり収録されています。私自身も「卒対って、こんなことするんだ…」と心の準備ができ、とてもためになりました。
…と終始、編集部目線というより、ひとりの親目線で話を進めてしまいましたが…。
これからも専門家@ホームは、記事執筆のポイントだけでなく、いつもお世話になっている専門家さんの書籍も随時ご紹介していけたらと思っております~。
(執筆/藤井 編集/専門家@メディア)