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SEOとの上手な付き合い方。専門家とSEOは最強のタッグかもしれない話

こんにちは! 専門家@メディア 編集チームの志賀です。

週末は急な降雪にびっくりしましたが、桜の開花宣言もあり、春はもう目の後という様子ですね。気温も波はあるものの、だいぶ暖かくなってきました。
世間的に、まだまだ春を思い切り楽しむ気分にはなれない、という時期が続いていますが、前向きに過ごしていきたいものです。
(花粉症なのでもともと思い切り楽しめないのですが……)

閑話休題。

先日、クライアントを訪問した際に
「SEOはどれくらい加味してくれますか?」
と質問を受けました。

実際、クライアントから記事の制作依頼を受ける際に、少なからずSEOを意識する必要がある案件が全体の9割を占めています。

そこで、今回は「SEOってよく目にするけど、いったい何!?」という方向けに、SEOについて簡単にお話ししようと思います。

ただし、SEOについての情報は、それこそ検索すれば山ほど出てきますので、今回は、専門家さんに記事を執筆いただく際の「SEOとの上手な付き合い方」くらいのつもりで、書いてみます!

SEOとは?

SEOは(Search Engine Optimization)の略で、簡単に言うと”検索エンジンで、あるキーワードを検索した際に、検索結果の上位に記事が表示されるように対策しましょう”ということです。

SEO対策は、記事だけでなく、サイト全体にまでおよぶものですが、今回は記事に限ってご説明します。

人々は何かの情報を知りたいときに、Web上の検索窓に何かしらのキーワードを入れて検索することがほとんどだと思いますので、
自社サイトを読んでもらうために、検索されるであろうキーワードを記事に盛り込んでいく、というわけですね。

なぜSEOを意識しないといけないの?

なぜSEOを意識しないといけないのか……それは、

\記事を読んでもらうため/

です。

多くの人は、検索結果の上から1~3番目くらいまでの記事しか読まないと思います。 せっかくいい記事を書いても、全然人の目に触れないともったいない……ちゃんと読んでもらうためには検索結果の上位に表示されるほうがいいはず、というわけです。

実際に、検索結果の10位くらいまで(1ページ目)とそれ以降だと、かなりPV(ページビュー:そのページが閲覧された数)数が変わります。PV数が大きく変わるということは、記事を読んだ結果伝えたいこと、が伝わる機会も、その後にしてほしい行動(たとえば商品を買ってもらう)を促す機会(CV:コンバージョン)機会も逸してしまうかもしれない、という考えになります。

※※あくまでも記事を多くの方に読んでもらうための、ひとつの手法です。

上記は、サイト運営者側のメリット・デメリットのお話ではあるのですが、
記事の書き手にとっても気にしておきたいポイントがあります。


それは、SEOは読者のニーズを体現していると言える、ということです。

どういうことか説明していきます。

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーに使ってもらえないとサービスとして成り立ちません。そのため、あるキーワードで検索をしたユーザーは何を知りたくて、何を求めて検索をしているのか(ユーザーニーズ)を満たすことをとても重視しているのです。

自分の知りたいことと全然関係ないことばかりが出てきたら検索するのをやめてしまいますから、検索エンジンとしては”いかにユーザーにとってニーズを満たす情報を提供するか”が大切なのです。

また、たとえば「記事」と検索したときに、
ある人は「楽しい記事を読みたい」かもしれないし、ある人は「記事の作り方」を知りたいかもしれないし、ある人は「記事の英訳を知りたい」かもしれない、など、
調べる人によって、調べたい内容(検索意図)は変わります。
そのため、
検索したキーワードの全てが網羅されていること=ユーザーへの答えが十分に示されている質の高い記事
と判断されているようなのです。

逆にいうと、答えがない記事は、質が悪いと見なされているようでもあります。


つまり、記事の書き手にとって、SEOを知り、そのテーマに関連したキーワードを意識することは、

“読者の知りたい”に寄り添った良い記事を作る手助けになるのではないか

と、最近はそう考えています。


ただし、いくら“知りたい項目”が網羅されていたとしても、
内容が間違っていたり、現実とかけ離れていたら良い記事とは言えません。

そこで重要になってくるのが“専門家さんの知見”なのです……!
(やっと繋がってほっとしています)

専門家さんがSEO(を意識する必要のある)記事を書くときに、気をつけるべきこと

先ほどの章でお伝えした通り、SEOを意識することで、読者に寄り添った記事が書けそうな気がしてきました。

しかし、
キーワードに意識が偏り過ぎた記事や、キュレーションサイトの記事などでは、
どこかで見たような型ばかりで、読者も敏感に気づいてしまいます。
皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
(以前はそれが主流だったので、まだその名残はありますね)

そのような記事ばかりになると、読者もすぐ読むのをやめてしまいますから、
「あれ? この記事は読者がすぐ去ってしまうぞ(読了率が悪い)」とGoogleに見なされると、これまた質の悪い記事だと判断されてしまうのです。


また、
世間的に誤用されている言葉、や
認識間違い、があると
SEOのキーワードにも影響してきてしまうんですよね。

寄り添い過ぎた結果の失敗というわけです。


そこで、記事を書くためには
テーマに応じた、正しい、質の良い、読者のためになる記事を作る

ということを引き続き意識していただければ十分ではないかと思っています。

一番重要なのは、
専門家さんしか知り得ない、一次情報だったり、小ネタだったり、
現場経験がないとわからないリアルに即した内容
つまり、専門家さんならではの知見を盛り込んでいただくことなのです。

専門家さんならではの知見=独自の内容は、ほかの記事との差別化にもなりますし、Googleから重複コンテンツとみなされることを避けることにも繋がりますから、非常に重要です。

※重複コンテンツについては以下の記事をご覧ください。


読者の知りたいに寄り添いつつ、
確かな専門性とエビデンス、ご経験に基づいた独自の内容を記事に盛り込むこと、
が一番のSEO対策だと考えています。


オーダー側の知識が専門家さんに遠くおよばない場合、
頓珍漢な見出しでご依頼をしてしまう、
ということも恐縮ながら発生してしまいます。

オーダーが間違っていた場合には、ご指摘をいただけるとありがたいです!


オーダーする側は、読者に寄り添う記事を作りたい。
そのため検索意図という形で、まずは機械的なアプローチから読者のニーズを掘り起こす。
そこに専門家さんの知見や現場経験を掛け合わせれば……

最強の記事が作れる! ので、タッグを組みましょう!

というふうに捉えていただくのが、専門家さんが記事を執筆するうえでの、
SEOとの上手な付き合い方なのではないかと思います。

今後、弊社ではクライアントに向けて、SEOを意識した記事制作の提案を強化していく予定です。その際には「専門家さんから見て、必要と思われる内容・入れたほうがよい内容をご提案ください」との旨、お願いさせていただくこともあるかと存じますので、どうぞご知見をお貸しください!


引き続き、よろしくお願いいたします。


※SEOについて、だいぶ噛み砕いて説明をさせていただきました。
 より詳細をお知りになりたい場合には、ぜひ検索してさまざまな記事を読んでいただくことをおすすめします。

(文/志賀亮太 編集/専門家@メディア)

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